ウェブコンサルティング 2019.10.17
店舗のウェブ集客で新規が114人増えた方法 【2019年度版】

みなさん

こんにちは

株式会社KOSHIKI代表の仲野です。

今回は、店舗のウェブ集客について上手く行った事例について展開していきたいと思います。

弊社のクライアントでサロン経営をしています。その店舗で実施したウェブ集客のソリューション内容を全て公開いたします。

結論から言うと、極力お金をかけずに集客したいけど具体的に何をすればいいの?

って方にウェブ集客の成功例をお届けしたいと思います。

実際に何にいくら費用がかかるのか?

どれぐらい効果があるのか?

を公開いたします。

店舗運営者や責任者は必見です。

自社で実行するのが手間だったり任せれる責任者がいない場合は、弊社に全部MARU投げして頂ければ請け負います。

ご連絡をお待ちしております。

1店舗ながら半年で昨年対比で114人の新規顧客が増えました。

施策内容の全部を公開します。

1. HPのリニューアル

すでにHPを持っていたサロン様でしたが、集客最適化がされていませんでした。

例えば、ターゲットが定まっていない、流入から問い合わせまでが設計されていない、タイトルディスクリプションとリンク先のページに一貫性が無く親和性も低い、サイトの表示速度も5.8秒以上と遅いという状態でしたので、まずはHPのリニューアルから入らせていただきました。

今回はリニューアルするにあたり、新規顧客の問い合わせを増やすことだけを考えて進めました。

現状分析

現状、どんなキーワードで流入をして、予約につながっているのか?

ユニーク数、訪問数、滞在時間、離脱率などを分析しました。

使ったツールはGAとサーチコンソールとシミラーウェブPROです。

シミラーウェブPROは他社のサイトパフォーマンスを丸裸にできるツールです。

CVRの高い流入キーワード数とIMPのリサーチをする

どのキーワードで検索流入を獲得するのかは、ウェブ集客での至上命題ですよね。

なので、入念に調査が必要です。

具体的には避けますが、地域名×業種は必須ですね。

例えば、お店の名前×地域名で狙うのは一見イケてそうに見えますが全然ダメです。

理由は、すでに指名検索で探してくれているのでもう来店確率が高いですよね。

ってことは、それ以外のなんとなく探してるユーザー獲得していかないといけません。

検索流入で新規顧客を獲得するには、トップ10に入らないといけません。

1つのキーワードを何億とあるサイトで10個の椅子取りゲームをするようなものです。

1ページ目に入らないと本当に意味がありません。

検索順位別クリック率
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

データ引用元:Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study

弊社はウェブ制作会社でありながら、ネット専業の広告代理店でもあります。

リスティング広告の配信実績から、CVが取れるキーワードがわかるので、それをベースにSEOの検索キーワードを取りに行きます。

配信実績がない場合は、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べます。

ウェブサイトのディレクトリ構造を整理する

ディレクトリ構造は狙った流入キーワードを獲得したかったので、構造を以下のようにしました。

・地域名×業種

・ターゲット別の悩み

├男性(経営者層)

├女性(40代~50代)

├スポーツ系

├シニア層

・FAQでの流入

・業種×効果などのキーワード

タイトル/ディスクリプション/キーワードを整理する

タイトルとは、検索した時に表示される文章です。

今回のクライアントは1店舗なので、地域名×業種で表示させました。

ただし、複数店舗持っている方は、各地域名×ページとしてください。

例えば、『渋谷、新宿、池袋のエステサロン、KOSHIKI』とするのではないということです。

ディスクリプションとはタイトルの下の文字です。

タイトルと合わせて、セールスポイントを簡素化して作成しましょう。

キーワードとは、サイト制作の際に、地域名×業種とか、個室、サロン名、その他特徴など。

アピールポイントを簡素化して入れるといいです。

XMLを追加する

専門的な話ですので詳細は省きますが、検索エンジンが評価できるようにする対策です。

あくまでいいコンテンツを作る前提ですが、検索エンジンからの評価も獲得しないといけません。

CMSを導入する

ウェブサイトを作成したが、ページ数が少なかったりコンテンツが少ないと上位表示が狙えません。

コンテンツを増やすためにはブログを書きました。

そのために、WordPressを入れるのが一番いいです。

本クライアントのブログは弊社が代行して、書いております。

ブログ経由での予約数も毎月5件は獲得できるようになりました。

広告だと、配信を止めてしまうと取れなくなりますが、ブログは残るのでそこ経由で獲得できるのは資産として評価できるのではないでしょか。

SP中心で設計する

言わずもがなですが、サイト閲覧する方の9割以上が本サイトはスマホで見てました。確かにサロン予約する際にわざわざPC開いてみる人の方が少数派になってきましたよね。

分析ツールを導入/設定する

・GTMの設置

・GAの設置/設定

・サーチコンソールの設置/設定

上記は全部無料ツールで分析精度が高いので、入れるべきですね。

もちろん、精緻化したデータを取りたいお客様には他のツールをご案内しているのですが、

今の50万セッションも無いサイトでは不要かなと思います。

撮影をする

店内が美しく、個室もあり、ユーザーに魅力ある内装がたくさんあったので、カメラマンを派遣して写真を綺麗に撮りました。

2. HPの集客経路を最適化する

広告

検索連動型広告

リスティング広告経由で新規顧客が10件程度毎月獲得できております。

毎月数万円で新規を10件程度獲得できているので、非常に効率がいいです。

ちなみに、リニューアル前に広告配信したのですが、月に1件~2件しか予約をとれませんでした。

ディスプレイ広告

ウェブサイトでSEO対策したりブログからの流入ユーザーに対してリターゲティング広告を配信して、新規顧客の獲得をしてます。

MEO対策

グーグルマップの口コミ対策です。

MEO対策をすれば、グーグルマップに自分のお店を表示することができます。

さらに口コミを集める施策を実施してます。

HPの検索順位を上げる

コンテンツ投入

ブログを書いてページを増やしました。

競合を徹底的に分析して、競合のページ数をまずは超えていきました。

SEOで絶対的な答えは無いのですが、目安はあるので、競合調査が大変に大切です。

被リンク対策

検索順位を上げるためにはページ数以外にも、被リンクが大変重要になってきます。

結論、口コミと一緒で多くの人の紹介される商品は買う確率が高いよね!

って感じで、Googleの検索エンジンも多くのサイトから紹介(リンクを貼られている)サイトは順位を上げる傾向にあります。

なので、地域の自治体やスポーツチームとの提携を進めてサイトにリンクを貼っていただきました。

SNSでの被リンク

SNSを大学生に更新してもらってます。

SNSでの被リンクも検索結果に評価されると弊社では考えております。

3. HPのCVR(問い合わせ率)を上げる

商品のプライシングとMENU改善

競合と提供している商品の優劣を見極め、ユーザーに丁重にヒアリングして月額固定の料金体型にしました。その結果、新規ユーザの予約率が3%も上昇しました。

これは副産物ですが、店舗での体験から月額会員へのクロージング率が12%も上昇したみたいです。

問い合わせボタンまでの経路改善

リニューアル前のサイトは予約までの距離が3ステップまであってユーザーからすれば手間でした。

なので、常にフッターで表示するような仕様に変更してどのページを見ていても予約できるようにしました。

お客様の声の収集

用途別に合計100件程度の声を集めて、ウェブサイトに掲載しました。

流入も増やせて、予約率もUPしました。

まとめ

以上が店舗のウェブ集客で新規集が作対比で114人増えた方法です。

数店舗経営していればさらに新規顧客を増やすことができるでしょう。

店舗集客で悩んでいる責任者や経営者がいれば是非お役に立てます。

お問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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